第三五話『疑惑の懐剣』ネタバレです。
![]() | 天璋院(てんしょういん)と和宮(かずのみや) (PHP文庫 (う19-1)) 植松 三十里 PHP研究所 2008-02-01 by G-Tools |
『疑惑の懐剣』は和宮(堀北真希)の女心から。
ただ話がここまで大きくなった裏側には
やはり武家と公家、江戸方と京方の対立があったわけで。
真相を確かめるために和宮に実力行使する天璋院(宮崎あおい)。
そして寝所に持ち込んだものは懐剣ではなく鏡だと知ると、
和宮に全てを話すようにと家茂(松田翔太)に命令。
家定・篤姫時代の伝統復活"寝所のお人払い"。
家定・篤姫時代の伝統復活"政など寝所での全然夫婦らしくない話"。
・・・家茂がやたらに和宮の手に触れたがったこともあり、
翌朝、徳川の先祖に対して手を合わせる和宮。
この"朝のお参り"での和宮と
観行院(若村麻由美)の"『御台所』と呼ばないで"発言に
天璋院に吠えまくっていたのがお久しぶりにご出演の
本寿院(高畑淳子)と歌橋(岩井友見)のお二方。
本寿院と庭田嗣子(中村メイコ)の直接対決。
・・・観たいような恐ろしいような(笑)。
ここ最近何せカッコ良いのが滝山(稲森いずみ)。
自分の役目を果たしているのみとクールながら、
言わなければならないことは誰に対してもビシッと。
"母の気持ち"と"女子の気持ち"。
滝山にあれ以上語らせず表情に込めたことで
大奥で生きる女たちの誇りが伝わってきました。
このあたりは女性の脚本ならではですね。
それにしても幾島に支えられていた御台所の頃よりも
滝山と重野(中島朋子)が寄り添う今の方が
天章院は"生きやすい"のではないかと。
天章院自身の成長もあるにせよ。
一方西郷(小澤征悦)が奄美から戻って来た薩摩。
嫡男で江戸で育った兄・斉彬と
側室の子で薩摩しか知らない久光(山口祐一郎)。
斉彬に対するコンプレックスを持つ久光と
斉彬を尊敬し無意識にせよ比べて見下している西郷。
面と向かって田舎者呼ばわりされれば
お手打ちになっても文句は言えないはず。
誠忠組を引き合いに出して久光を必死に宥める中間管理職の
尚五郎もとい小松(瑛太)。
ただこのあたりの状況判断は大久保(原田泰造)はともかく、
小松がやらないとこの先心もとない気も。
でも西郷の単刀直入&無礼千万な言い草は
・・・言われた側にはしこりになりますよ。
煙管くらいでは済みませんよ・・・。
で良く判らなかったのが今和泉島津家の養子問題。
久光が誰も信じられないから自分の五男に
今和泉島津家を相続させるということですか?
小松に今和泉島津家に伝えさせるというのも
自分に対する踏み絵でしょうか?
そして小松だけでなく下級武士の大久保や西郷までが
久光に付いて上洛しようとする時に、
自分は隠居させられる忠敬(岡田義徳)。
しの(小林麻子)は奥方様ですか?
・・・玉木宏は全く知らない人だと母が申しますので
バナナの皮のCMの人と言ったら判りました(苦笑)。
坂本龍馬・・・和宮よりはイメージは悪くなかったのですが。
武器を持っての上洛に於一の立場を心配するお幸(樋口可南子)。
次回は母の不安が的中するようで・・・。
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